ピーリングや洗顔のしすぎ!思春期ニキビを悪化させること

思春期ニキビを治すには、ピーリングをした方がいい、しっかり洗顔して清潔にしておくことが大切、などとよく言われるので、朝晩しっかり洗顔して皮脂をしっかりとるのがいいと思い丁寧にケアしている方も多いですよね。

しかしニキビにいいと思われているようなことでも、実は思春期ニキビにはあまりよくなかったり、ニキビ自体にあまりよくないことも実はけっこうあるんです。

そこで、思春期ニキビにいいと言われる事が多いけど、実はニキビを悪化させてしまっているかもしれないことをご紹介したいと思います。

思春期ニキビ

思春期ニキビを悪化させる3つのこと

ピーリング

ピーリングとは美容皮膚科などで受けられる施術の1つで、古い角質を剥がしてお肌のターンオーバーを促す作用があります。

ピーリング

お肌のターンオーバーは加齢や食生活の乱れ、睡眠不足などによって少しずつ遅れてしまいますが、ターンオーバーが遅れると古くなった角質がいつまでもお肌に残り、それが毛穴をふさいでニキビの原因になってしまいます。
また、古くなった角質がお肌に残っていると、それが化粧品の成分を浸透しにくくし、ニキビ以外の肌トラブルが起きたり、なかなか解消されなくなってしまいます。

そのため、ニキビ治療にはピーリングはよく使用されますが、思春期は普通にしていればターンオーバーが遅れることはほとんどありません
思春期はまだまだお肌の代謝がいいので、その状態でピーリングをしてしまうと、まだ未熟な細胞が剥き出しになってしまい、バリア機能が低下して肌荒れを起こしやすくなったり、お肌が乾燥しやすくなってしまいます

ターンオーバーは早くなればいいというわけではなく、ある程度しっかりした細胞が表面にいられるよう、適度な周期を保つことが大切なんです。

そのため、よほどのことがない限り、思春期ニキビはピーリングは必要ありません。

管理人も高校生の時ニキビ治療でピーリングをしていましたが、よくなることはなく、むしろ赤みが増して3回くらいでやめてしまいました…

もちろん肌質や、生活環境によってはターンオーバーが遅れがちになっている方もいるので、そこはお医者さんにしっかり相談してみましょう。

何度も洗顔する

思春期は成長ホルモンの影響によって皮脂の分泌量が増えます。
そのため、その皮脂が毛穴に詰まってニキビができやすくなります。それを防ぐために、何度も洗顔する方もいますよね。

朝と晩だけでなく、お昼も洗顔料を使って洗顔する方もいますが、洗顔料を使っての洗顔は、お肌にとって必要な皮脂も取り過ぎてしまい、乾燥を招いてしまいます

お肌は乾燥すると、慌てて潤いを取り戻そうと皮脂を出そうとしますが、思春期は皮脂腺が活発なので皮脂の分泌量をどんどん増やしてしまい、そのために洗顔をする…という悪循環を招いてしまいます。

とくに、ドラッグストアなどで売っている洗顔料には、石油由来の合成界面活性剤という成分が含まれています。
この合成界面活性剤は、皮脂汚れやメイク汚れなどをしっかり落とす作用があり、安く大量生産できるのでほとんどの洗顔料やクレンジングに使用されていますが、洗浄力が強く、お肌の中の潤いまで奪ってしまい、乾燥による皮脂過剰を招いたり、肌荒れやニキビの原因になってしまいます。

石油系の合成界面活性剤でニキビができる理由

そのため、そういった洗顔料で洗えば洗うほど、お肌の中はカラカラに乾燥し、その乾燥を補おうと皮脂がどんどん出てきてしまうんです。

管理人も高校生の時、皮脂の量がかなり多く、皮脂を吸着してしっかり洗い流してくれるような洗顔料で、朝晩しっかり洗顔していましたが、今思えばそれによってさらに皮脂の量を増やしていたんだな、と思います。

かといって皮脂を放っておくのも少し危険で、皮脂は紫外線などによって酸化し、過酸化脂質という物質に変化します。
この酸化した皮脂は毛穴やお肌の細胞を攻撃してしまい、炎症を起こしてニキビの原因になってしまいます。

そのため、思春期で皮脂がたくさん出てしまう時は、石油由来の合成界面活性剤が使用されていない純石けんで洗顔し、皮脂が気になる時はティッシュオフをしたり、ぬるま湯だけで洗い流すようにしましょう。

アクネケア

ニキビというとアクネ菌をやっつけろ!みたいなイメージがありますが、アクネ菌はもともとお肌にいる常在菌で、湿ったところが好きで酸素が嫌いなので、毛穴の奥に潜んでいます。

普段は全く害のない菌ですが、皮脂が大好きなので毛穴に皮脂が溜まっているとわらわらと集まってきて皮脂を食べ始めます。

アクネ菌
そしてこの皮脂を食べる時に出る物質が毛穴を傷つけてニキビを作ってしまうのですが、毛穴の奥にいるアクネ菌を殺菌するということは、お肌の表面にいる常在菌なども全て殺してしまいます

そうすると、お肌のバランスが崩れてバリア機能が低下し、肌荒れやニキビの原因となってしまうんです。

お肌の常在菌の中にはいいものもいますが、炎症ニキビや化膿ニキビの原因となる悪玉菌も一緒に生息しています。
この悪玉菌は普段は善玉菌の力によって威力を発揮することはありませんが、アクネケアによって善玉菌の量が減ってしまうと、悪玉菌が住みやすい環境となって悪玉菌が増殖しやすくなってしまい、肌トラブルを引き起こしてしまうんですね。

アクネ菌を殺してもニキビは治らない?アクネ菌とニキビの関係

まとめ

思春期はどうしても皮脂が出やすくなっていて、その分ニキビもできやすいため、どうしても皮脂を取るためのケアや、ニキビを作らせないためのアクネケアが注目されがちですが、これらはお肌本来の機能も低下させてしまい、長い目で見るとニキビだけでなく乾燥や赤み、シワ、シミなどの肌トラブルも招いてしまいます。

まずは基本となる洗顔を丁寧にし、過剰なケアはやめて、食生活や睡眠などからもしっかりケアしていきたいですね。

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