アルコール入り化粧品で脂性肌が悪化?アルコールのお肌への影響

脂性肌だとサッパリした化粧水や乳液を使わないとベタベタする、という方は多く、しっかり保湿できるタイプではなく使い心地がスッキリするものを使っている方も多いですよね。

しかしそういった『使い心地がサッパリ、スッキリ』するものの中でも、『アルコール』が成分で入っている化粧品は、逆に脂性肌を悪化させてしまっているかもしれません。

そこで、アルコール入り化粧品と脂性肌の関係についてご紹介したいと思います。

アルコール入り化粧水

脂性肌になる原因

そもそも、脂性肌になる原因は何でしょうか。

このサイトでは色んな記事でご紹介していますが、脂性肌は主に2つ、

  • 思春期の成長ホルモンや食生活、ストレス、睡眠不足などからくる本当の脂性肌
  • お肌の中が乾燥することで皮脂が多くなるウソの脂性肌

があります。

このうち、前者の本当の脂性肌の場合、単純に皮脂の分泌量が多くなっているだけなので、体の中からケアしつつ、さっぱりする化粧品で丁寧にケアしてあげることが大切です。
しかし、この本当の脂性肌は成長期は別として、実は本人は脂性肌だと思っているけど実は違い、後者のウソの脂性肌であることがほとんどなんです。

管理人も、中学生くらいからお肌がガサガサに乾燥することなんて一度もなく、いつもあぶら取り紙が手放せない肌だったので、絶対脂性肌だと思っていましたが、実は後者の脂性肌だったことが分かりました…

これがもっと早く分かっていれば、あんなに皮脂とニキビに悩まされなくて済んだのに…という感じですが、それくらい、何年も脂性肌だと思ってたのに実は乾燥からくる皮脂過剰だった、ということはよくあります。

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アルコール入り化粧品のお肌への影響

では、化粧品にアルコールが入っている場合、お肌にどのような影響をもたらすのでしょうか。

アルコール、といっても色々種類があり、化粧品に使われるのは『エタノール』という名前の成分であることが多いです。
このエタノールは、揮発性があり、お肌に負担がかかると言われています。

揮発性というのは、消毒液を思い浮かべていただければ分かりやすいのですが、消毒液を傷口に塗るとスーッとしたような感覚になりますよね。
あれは、消毒液に含まれているアルコールが、お肌に塗った瞬間から蒸発し始めます。
その蒸発する時にお肌の熱と水分を奪って蒸発するのですが、熱が奪われることでスーッとする感覚になるんですね。

化粧品も同じです。

このスーッとする感覚はサッパリした使用感で脂性肌の方は使いやすく感じるかもしれませんが、お肌の水分を一緒に奪って蒸発してしまうので、お肌が乾燥しやすくなるんです

そのため乾燥からきている脂性肌の場合、アルコールを使用することでさらに乾燥が進み、脂性肌を悪化させてしまっている可能性があるんです。

引締め効果、収れん作用、殺菌作用にご注意

アルコール入りの化粧品は、その使い心地や作用から

  • 引締め効果
  • 収れん作用
  • 殺菌作用
  • 清涼感

などの効果が謳われていることが多いです。
脂性肌で特にニキビができやすい方は、殺菌作用があればニキビのもとになっているアクネ菌を殺菌してニキビが治る!と思いがちですが、実は逆で、殺菌すればするほどニキビはできやすくなってしまいます。

しかも乾燥によって皮脂の分泌量が増えるので、さらにニキビができるリスクが上がってしまうんです。

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アルコールで化粧品の浸透がよくなる?

アルコール(エタノール)が化粧品に使われている理由はもうひとつあります。

それは、アルコールを入れると化粧水の浸透が少しだけよくなる、ということです。

化粧水、というのは基本的にはただの水分なので、お肌に浸透することはありません
厳密にいえば、何時間も蒸発しないように化粧水を付けておくと少しは浸透するようですが…

そうでなければ、お風呂やプールに入った時にお肌が水分を吸ってぶよぶよになってしまいますし、水分と一緒に有害な物質が混ざっているかもしれないのでそう簡単にお肌に入れるわけにはいきません。
そのため化粧水というのは基本的にお肌の表面に水分を塗っているだけで、お肌の奥に浸透しているわけではないんです。

しかし、アルコールを使うと、お肌のバリア機能を壊して、そこから化粧水の成分を浸透させることができます
しかも揮発性も相まって、化粧水がお肌の表面に残りにくいので、ぐんぐん浸透しているような気になってしまいます。

そうすると、ユーザーは『この化粧水すごい浸透する!』ということで人気が出たりするんですね。

本当はお肌のバリア機能を壊しながらお肌の中に成分を届けているだけでなので、使い続けるほどお肌のバリア機能が壊されてお肌がボロボロになっていっているのに、こわいですよね…
しかも成分がお肌の中に届くと言っても、全部がしっかり届くというほどではないですし、どちらかというとほんの少し届く、というくらいです。
そのほんの少しのためにお肌がどんどん傷つけられてボロボロになっていくというのは怖いですよね。

化粧水を使った時は浸透した気がしたけど、使い続けても別に肌トラブルがよくならない、脂性肌が悪化したりニキビができたりした、という方は一度成分を確認し、アルコールが入っているようだったら使用を中止するのがおすすめです。

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