ビタミンEでニキビを治す!活性酸素を除去して炎症ニキビに効く

ビタミンEは活性酸素を除去したり血行をよくする効果があるので、ニキビを治すためには積極的に摂っていきたい栄養素の1つです。

しかしサプリメントなどで大量摂取すると黄体ホルモンや男性ホルモンの分泌を促してしまい、皮脂分泌を促してニキビを悪化させてしまうので、摂りすぎには注意しましょう。

そんなビタミンEについて、ニキビへの効果やビタミンEを多く含む食べ物、サプリメントの選び方などご紹介していきたいと思います。

ビタミンE

ビタミンEって?

ビタミンEは、別名『若返りビタミン』と呼ばれているほどアンチエイジング効果の高いビタミンです。

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、脂質でできている細胞膜の中に存在し、活性酸素の攻撃から細胞を守る役目を担っています。

活性酸素はもともとは体にとって必要なもので、普段はウイルスや細菌から体を守ってくれています。
しかしストレスや生活習慣の乱れ、食生活の乱れによって過剰に作られてしまうと、その攻撃力の強さから健康な細胞も攻撃してしまいます。

その活性酸素から体を守ってくれるのが、『抗酸化力』のあるビタミンです。

抗酸化のあるビタミンはビタミンE以外にビタミンCもあります。

ビタミンEがニキビに効く理由

理由1.活性酸素を除去

では活性酸素はお肌にどういった作用をもたらしてしまうのでしょうか。

活性酸素はお肌を傷付けてしまう作用があるため、毛穴に炎症を起こして炎症ニキビや化膿ニキビをできやすいお肌にしてしまいます。

また、活性酸素によって傷付けられたお肌のままにしておくと、バリア機能が低下してちょっとしたことで肌荒れが起きたりニキビができてしまいます。

活性酸素がニキビを悪化させる、深い関係

活性酸素によってお肌が傷付けられると、コラーゲンが傷付いたりエラスチンも傷付くので、お肌にハリや弾力がなくなってシワやタルミも引き起こしてしまいます。

活性酸素によってお肌が傷付けられると、その攻撃からお肌を守ろうとメラノサイトがシミも作り出してしまうので、シミの原因にもなってしまいます。

ビタミンEでこの活性酸素を除去することは、炎症ニキビや化膿ニキビを作らせない効果だけでなく、シミやシワ、タルミを予防する効果もあるんですね。

理由2.血液をサラサラにする

ビタミンEには血液をサラサラにして、血行をよくする効果もあります。

酸素を運んでいる赤血球というのは、本来毛細血管には入らないサイズなんです。
しかし血行がよくなっていると、赤血球は少し形を変えてしっかり毛細血管まで入り、お肌に酸素を届けてターンオーバーを促します。

逆を言うと、血液がドロドロしていると毛細血管まで酸素が行き渡らないので、お肌の代謝に必要な酸素が届かずターンオーバーが遅れてしまいます
ターンオーバーが遅れると、古くなった角質がお肌に残って毛穴を塞ぎ、毛穴詰まりやニキビの原因になってしまいます。

また、ターンオーバーが遅れている状態というのは、ニキビ跡も治りにくい状態なので、ニキビだけでなくニキビ跡にもよくないんですね。

理由3.自律神経を整える

人がストレスを感じると、このストレスに闘おうと抗ストレスホルモンであるコルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾールには交感神経を刺激して、心拍数を上げたり血圧を上昇させて体を緊張モードにする作用があります。

自律神経は交感神経と副交感神経が交互に優位になってバランスを保っていますが、ストレスで交感神経が優位な状態が続くと、体がずっと緊張状態にあり自律神経のバランスが崩れてしまいます

そうすると、皮脂の分泌量が増えたりお肌の角質層を分厚くしてしまう作用があるため、皮脂でお肌がベトベトしたり、毛穴に詰まってニキビの原因となってしまいます。

また、ストレスを感じると活性酸素がたくさん作られてしまうので、炎症ニキビや化膿ニキビを作ってしまう原因になります。

ビタミンEには自律神経を整える効果があるので、ストレスによって乱れた自律神経を整え、ニキビをできにくくする効果があります。

ビタミンEを多く含む食品

あん肝、いくら、鮎、明太子、オリーブオイル、うなぎ、カボチャ、パプリカ、しそ、アーモンド、ヘーゼルナッツ

ビタミンE2

おやつにナッツがおすすめ

あん肝、やいくら、明太子は毎日食べようと思うとちょっと大変ですよね。
ビタミンEを摂るのにおすすめなのは、アーモンドやヘーゼルナッツをおやつにする、という方法です。
ナッツにはビタミンEだけでなく、タンパク質や食物繊維も豊富で、美容や健康にいい栄養がたくさん詰まっています。

口寂しい時ついつい甘いものを食べてしまう、という方もナッツで栄養を補うと食べたい欲求が落ち着きやすいので、甘いものがやめられない方にもおすすめです。

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ビタミンEをサプリメントで補う方法

天然と合成の違い

サプリメントには天然のものと合成のものがあります。
ビタミンEの場合、天然のものは『d-α-トコフェロール』、合成のものは『dl-α-トコフェロール』と表記があります。
(αの箇所はβ,γ,δの場合もあります。)

頭文字が『d』か『dl』かで見分けられます。

天然のものも合成のものも体への効果は変わりませんが、血中濃度の高い時間が変わります。
どちらも摂取してから6時間後に血中濃度が急激に上昇しますが、天然のものはそこから24時間かけてピークに達するのに対し、合成のものは12時間後から血中濃度が低下していきます。

また、天然のものが体に対して100効果あるとしたら、合成のものは70程度しかありません。

そのため、しっかり効果を実感したい場合は天然のものがおすすめですが、その分お値段も張るので、価格重視の方は合成のものがおすすめです。

ビタミンCと一緒に摂る

ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることでさらに効果を高めることができます
というのも、活性酸素によってビタミンEが傷付いてしまうと、その隙間から活性酸素が入ってきて細胞を傷付けてしまいます。

しかしビタミンCを摂ることで傷付いたビタミンEを復活させてくれるんです!
まるでゲームの回復薬のように、またビタミンEが元気になって活性酸素から細胞を守ってくれるんですね。

そのため、ビタミンEを摂る時はビタミンCも一緒に摂るのがおすすめです。

そんなに色々気にしてられない!という方はマルチビタミンがお手軽でおすすめです。

過剰摂取に注意!

ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、過剰摂取すると体に溜まってしまい、吐き気や下痢などの症状が出る危険性があります。
ただ、少々摂ったくらいでは過剰摂取にはなりませn。

目安として、

推奨摂取量(mg/日) 上限(mg/日)
成人女性 15 600
成人男性 15 800

までは過剰摂取にはならないので、よほどのことがない限り大丈夫です。

気を付けたいのが、ビタミンEには男性ホルモンや黄体ホルモンの分泌を促す作用があるということです。

ビタミンEと男性ホルモン、黄体ホルモンの関係

ビタミンEはたくさん摂ると男性ホルモンや黄体ホルモンの分泌量を増やしてしまうという作用があります。
黄体ホルモンは生理前に分泌量が増えるホルモンで、皮脂の分泌量が増えたり、浮腫みやすくなる、食欲が増す、といった症状が出やすくなります。

また、男性ホルモンは皮脂の分泌量を増やす作用と、角質層を分厚くしてしまう作用があります。
角質層が分厚くなると、その分毛穴が詰まりやすくなってしまうので、ニキビの原因になってしまいます。

男性ホルモンが増えると、男性の髭が生えることろ、フェイスラインや鼻の下が特に皮脂分泌量が増えると言われています。

ビタミンEをたくさん摂るようにしてから、フェイスラインや鼻の下にニキビができるようになった方は摂取量を控えて様子を見てみましょう。

ちなみにですが、アーモンド10粒あたり31㎎のビタミンEが含まれていて、普通に食事をしていたり、ビタミンEを多く含む食材を意識して食べていれば推奨摂取量を下回ることはまずありません。

しかし推奨摂取量とお肌をキレイにするために必要な摂取量は別です。

サプリメントでビタミンEだけを大量摂取するようなことさえしなければ、特に心配はいらないので積極的に摂っていきましょう。

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