ルリッド錠ではニキビは完治できない!ニキビへの効果や副作用

ルリッド錠は皮膚科のニキビ治療でよく使われるお薬ですが、はじめて処方された時はちゃんとニキビに効くのか、副作用はないのか、ニキビは悪化しないのか気になりますよね。

そこで、ルリッド錠のニキビへの効果や副作用、飲み方などご紹介したいと思います。

ルリッド錠

ルリッド錠とは?

ルリッド錠とはマクロライド系の抗生物質で、細菌の栄養となるタンパク質が作られるのを阻害し、細菌が増えるのを防ぐ効果があります
細菌は体内で、タンパク質を栄養にして繁殖します。
このタンパク質が作られるのを防ぐことで、細菌が繁殖するのを防いで数を減らしていく効果があります。

様々な細菌の繁殖を抑える効果があるので、ニキビ治療だけでなく、気管支炎や肺炎、中耳炎、リンパ節炎などの治療にも使われます。

ルリッド錠のニキビへの効果

ニキビができる原因は、まずは毛穴に皮脂が詰まるところからスタートしますが、そこにアクネ菌が集まってきて、皮脂を栄養にして繁殖し、そのアクネ菌が出す物質が毛穴に炎症を起こすことが原因になっています。

その炎症を起こしているところに黄色ブドウ球菌などが繁殖すると、炎症ニキビが化膿ニキビへと悪化してしまいますが、このアクネ菌や黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えることで、炎症や化膿を抑えてニキビの治りを早くし、新しいニキビができるのを防ぐ効果があります。

ニキビが悪化する過程を画像付きでご紹介

ルリッド錠の副作用

そんな万能に見えるルリッド錠ですが、副作用もあります。
様々な菌の繁殖を抑える作用があるため、悪い菌の繁殖を抑えるだけでなく、良い菌の繁殖も抑えてしまう作用もあるんです。

腸内の善玉菌の繁殖が抑えられることで、下痢便秘などの副作用が起きることがあります。
また、長期服用することで、大腸炎、肝障害、皮膚障害、不整脈などの重い副作用が出ることもあるので、気になった方は医師に相談しましょう。
これらの副作用はめったに出ませんが、高齢の方はまれに出ることがあります。

耐菌性に要注意

ルリッド錠だけでなくミノマイシンなどの抗生物質には、耐菌性というものがあります。
耐菌性とは字のごとく耐性ができてしまうことで、長期間服用することで細菌が変化して薬が効かなくなってしまいます。

しかも一度耐性ができてしまうと、二度と同じ薬が使えなくなってしまい、ニキビ治療以外で抗生物質を使用したい時に困ってしまいます。

ニキビ治療では2週間~1ヵ月分しか処方されないのが一般的なので心配ありませんが、自己判断で少量ずつ飲んだり、途中で飲むのをやめたり再開したりするのはやめておきましょう。

また、長期間服用できないため、ルリッド錠でニキビを落ち着かせている間に他の治療法を行わないと、服用をやめた後またニキビがぶり返すことがあります。

ルリッド錠の飲み方

ルリッド錠は1日2回朝夕食後に1錠ずつ飲みます。
コップ1杯のお水と一緒に飲むようにしましょう。

飲み忘れた時は、すぐに服用するか、次の服用時間が近い場合は1回分飲むのをやめ、次の時間からまたいつも通り飲むようにしましょう。
自己判断で2錠一緒に飲むのはやめておきましょう。

ルリッド錠の費用

ルリッド錠の薬価は1錠約70円です。
朝晩1ヵ月分の処方だとすると、4,200円、保険適用で1,200円程度です。

同じ抗生物質のミノマイシンより少しお値段が高いので、安く抑えたい方はミノマイシンの処方ができるか医師に相談してみましょう。

ルリッド錠でニキビは完治できない

ルリッド錠はアクネ菌や黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えてニキビを抑える効果がありますが、長期服用することはできません。
しかも、アクネ菌や黄色ブドウ球菌はもともとお肌にいる菌のため、完全に殺してしまうわけにもいきません。

そのためルリッド錠だけでニキビを完治することはできないんです

一時的に悪化したニキビを抑えたり、ルリッド錠で炎症や化膿を起こしているニキビを抑えることはできますが、根本的な治療にはなりません

ニキビを治すには、クレンジングや洗顔、食生活をしっかり見直していく必要があります。
管理人も、自分では正しいと思っていた洗顔やクレンジングが実は間違っていて、10年もニキビに悩まされました。

このサイトではニキビの根本的な治し方もご紹介しているので、ルリッド錠でニキビを落ち着かせている間に、しっかりニキビの原因を見直すのがおすすめです。

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