ダラシンTゲルでニキビは完治できない?効果や副作用は?

ダラシンTゲルは皮膚科のニキビ治療でよく用いられるお薬です。
皮膚科に行って処方されたという方も多いと思いますが、実際にはニキビにどう効くのか、副作用はないのかなど気になりますよね。

そこで、ダラシンTゲルのニキビへの効果や副作用、費用、使い方などご紹介したいと思います。

ダラシンTゲル

ダラシンTゲルのニキビへの効果

ダラシンTゲルは、抗生物質の塗り薬で、ニキビの原因菌を減らしてニキビの治りを早くする効果のあるお薬です。
リン酸クリンダマイシンという成分を主成分としていて、細菌の栄養となるタンパク質が合成されるのを防ぐ作用があります。
そのため、細菌は栄養がなくなり繁殖できず、次第に数を減らしていきます

ダラシンTゲルをニキビに塗ることで、アクネ菌や黄色ブドウ球菌の栄養となるタンパク質が作られなくなるため、アクネ菌や黄色ブドウ球菌が繁殖できず数を減らし、ニキビの炎症や化膿を落ち着かせ、早く治す効果があるんです。

ニキビができるのは、まず毛穴に皮脂が詰まることが原因ですが、その皮脂をもとにアクネ菌が繁殖し始めることで、アクネ菌が出す物質が毛穴に炎症を引き起こし、炎症ニキビへと発展していきます。

アクネ菌自体はもともとお肌にいる常在菌ですが、繁殖しすぎると炎症ニキビになってしまうんですね。
黄色ブドウ球菌は炎症が起きているところに集まってきて繁殖し、化膿を引き起こします。

この炎症や化膿を引き起こすアクネ菌や黄色ブドウ球菌を減少させるので、ニキビを早く治す効果があるんです。

ダラシンTゲルはどのくらい効果がある?

ダラシンTゲルは1ヵ月の使用で、だいたい赤ニキビが半分程度減ります。
臨床実験では、ダラシンTゲル4週間の使用で炎症のあるニキビが58%程度減ったという結果があります。

だいたい塗り始めて1週間するとニキビが落ち着いてきて効果を実感し始める方がほとんどですが、2~3日では効果は実感できません。
そのタイミングで使用をやめてしまうと効果を得られなくなってしまうので、諦めずに使用しましょう。

耐菌性に注意

ダラシンTゲルだけではありませんが、抗生物質のお薬は耐菌性というものに注意する必要があります。
耐菌性とは、抗生物質を使い続けることで、菌が少し形を変えて抗生物質が効かなくなることを言います。

一度この耐菌性がついてしまうと、同じ抗生物質は二度と使えなくなってしまいますが、5~20%の人がこの耐菌性があり、ダラシンTゲルは効果が出ないことがあります。

ダラシンTゲルを1ヵ月以上使って全く効果がないという方は、耐菌性がある可能性があります。

ダラシンTゲルの副作用

ダラシンTゲルはあまり副作用が出ないお薬ですが、皮膚の赤みや痒みが出ることがあります。

販売元である佐藤製薬株式会社の発表によると、308名中痒みの副作用が出た方は18名(約5.8%)、赤みの副作用が出た方は5名(約1.6%)です。
また、副作用が出たとしても一時的なもので、使い続けるうちにおさまってくるので、触らないようにしてそのまま使用しましょう。

副作用が治まらず、痒みや赤みが悪化していく場合は医師に相談しましょう。

まれに、激しい腹痛や下痢、発熱などの重い副作用が出ることがあります。
これらの症状が出た時は、使用を中止して医師に相談しましょう。

ダラシンTゲルの使い方

ダラシンTゲルはクレンジングや洗顔をし、スキンケアをした後で患部のみに塗布します。
スキンケアをした後でないと、痒みや赤みが出やすくなるので、しっかり保湿した後に塗りましょう。

また、患部意外に塗ると、耐菌性ができる菌が出てきてしまったり、お肌にとっていい菌の数も減らしてしまうことにつながります。
いい菌が減ってしまうと、お肌の菌バランスが崩れて肌荒れやニキビの原因になってしまいます。

綿棒などを使って患部より少し広めに塗るようにしましょう。

ダラシンTゲルではニキビは完治できない

ダラシンTゲルは、炎症を起こしてしまったアクネ菌や黄色ブドウ球菌を減らすことはできますが、ニキビの予防や根本的に治療はなりません

できてしまったニキビの解消には効果的ですが、ニキビを作らせないためのケアにはならないんですね。

そのため、ニキビを完全になくして根本的に治療するには、毛穴詰まりを起こさせないために洗顔や食生活を改善していく必要があります
管理人も10年ニキビに悩まされてきましたが、結局原因は洗顔と食生活にありました。

とくに洗顔は、ずっと正しいと思っていましたがそれが間違っていたため、自分では気がつかずにお肌を痛めている可能性もあります。
このサイトでは、ニキビを作らせない正しい洗顔や食生活についてご紹介しているので、根本的にニキビを治していきたいという方はぜひ参考にしてみてください。

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