大人ニキビができる原因
思春期の頃は何もしなくてもお肌がキレイだったのに、
大人になるとニキビができやすくなった…
そう悩む方は多いですよね。
思春期ニキビは思春期が終わると自然と治りやすいのに対して、大人ニキビは繰り返しできやすく、一旦よくなってもまた急にでき始めたり…となかなか厄介です。
そんな大人ニキビは何が原因になっているのでしょうか。
私キャリーが考える大人ニキビの原因は、
- 間違ったクレンジング&洗顔
- 糖質の摂り過ぎ
- 保湿不足
- ストレス
- 鉄分不足
こんな感じです。
1つずつご紹介していきますね
間違ったクレンジング&洗顔
『間違ったクレンジング&洗顔』と一言でまとめちゃいましたが、クレンジング&洗顔の選び方とやり方の2つに分けられます。
特に選び方はものすごく重要です。
大事な事なのでもう一度言います。
間違ったクレンジング&洗顔選びをしている限り、他をどんなに頑張ってもニキビは治りません。
では間違えてる、とはどういうことでしょうか。
みなさんはクレンジングや洗顔はどこで買いますか。
大体の方が、近所のドラッグストアやデパートの化粧品売り場ではないでしょうか。
こういったところで売っているクレンジングや洗顔には、ほぼ100%石油からできた『合成界面活性剤』という成分が入っています。
そもそも界面活性剤とは、水分と油分を混ぜて乳化させる作用がある成分です。
クレンジングオイルなど、オイルなのにお湯で流す時は白くなり、お肌にもオイルが残りませんよね。
この界面活性剤という成分がないと、ファンデーションなどのメイク汚れ、毛穴の皮脂汚れは落とせないので必要なものです。
しかし、界面活性剤には2種類あり、石油からできた合成界面活性剤と、純粋な石鹸成分です。
昔からある手作り石鹸などは、この純粋な石鹸成分でできています。
しかし市販のクレンジングや洗顔には石油由来の合成界面活性剤が使用されています。
それはなぜでしょう。
答えは安く大量に作れるからです。
市販のクレンジングや洗顔はテレビコマーシャルなどの広告宣伝費もかかりますし、できるだけ安く大量に作りたい、しかも手間をかけたくない、というのが生産者側の想いなので、この合成界面活性剤が使用され、早く安くたくさん作られます。
しかしこの合成界面活性剤は、お肌の奥の潤いを一緒に奪ってしまい、お肌の中をカラカラに乾燥させてしまいます。
このお肌の中の潤いというのは1度洗い流されると、回復するのに数週間はかかってしまいます。
そのため、お肌はなんとか潤いを出そうと、手っ取り早く出せる皮脂をドバドバ出してしまうんです。
これがインナードライ肌になる理由ですね。
しかもお肌の中が乾燥すると、お肌の細胞同士がくっついて剥がれにくくなり、お肌のターンオーバーが遅れ、古くなった角質が毛穴をふさいでしまい、ドバドバ出た皮脂が詰まってニキビができてしまうんです。
さらに、お肌は乾燥するとバリア機能も低下しているので、アクネ菌だけでなく雑菌や黄色ブドウ球菌などの菌が繁殖しやすく、炎症ニキビに発展しやすいんですね。
糖質の摂り過ぎ
2つ目の理由は、糖質の摂り過ぎです。
特に大人になって1人暮らしを始めた方は、料理が面倒くさくなって簡単なもので済ませてしまいがちですよね。
また、大学生になってバイトを始めたり就職すると、高校生の時よりお財布に余裕が出るので、お菓子や外食が増えていませんか。
糖質、というと甘いものが1番に思いつきますが、それだけでなく白米、小麦粉も糖質のかたまり、と言っていいほど糖質がたくさん含まれています。
糖質はある程度はエネルギー源として体に必要ですが、摂り過ぎると血糖値を急上昇させてしまいます。
血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが出て、血液中の糖質を中性脂肪に変えてしまいます。
この中性脂肪は体脂肪として体につくだけでなく、皮脂としても毛穴から出てきてしまうんです。
しかも中性脂肪による皮脂はベトベトしていて毛穴に詰まりやすいので、ニキビになりやすいんです。
朝は菓子パン、お昼はラーメンやうどん、パスタ、蕎麦、3時には甘いお菓子を食べて、夜は簡単なごはんに食後のデザート、では明らかに糖質の摂り過ぎです。
私キャリーもニキビがひどかった頃は菓子パンが好きで、朝は菓子パンと甘いヨーグルト、毎日チョコと甘いコーヒーを買って学校に行っていました。今考えるとおそろしい…
保湿不足
若いうちは体の水分量が多く、保湿力の高いコラーゲンやヒアルロン酸がお肌にもたくさんあるのであまり乾燥しませんが、大人になると少しずつ減少してお肌が乾燥しやすくなります。
お肌は乾燥すると、皮脂出して潤いを保とうと頑張るのでどうしてもニキビができやすくなります。
また乾燥するとバリア機能が低下するので菌が繁殖しやすくなり、炎症ニキビもできやすくなります。
乾燥が続くと毛穴が細く弱ってしまうので、ちょっとしたことで詰まりやすくなるのも、ニキビができる原因です。
ストレス
もうこれはある程度はしょうがないのですが、ストレスが溜まると体はそのストレスに対抗しようと、交感神経を優位にして体を戦闘モードにします。
交感神経が優位になると、目が覚めたり活発モードになるので悪い事ではないのですが、過剰に優位になったり、優位な時間が長いと皮脂分泌を促してしまうんです。
また、ストレスが溜まると体の中に活性酸素という物質が生まれますが、この活性酸素は皮脂を酸化させて硬くし、毛穴に詰まりやすくしてしまいます。
活性酸素は身体にとっては害のあるブドウ球菌なので、これを除去しようとビタミンも大量に使われてしまい、お肌にとって必要なビタミンが不足し、ターンオーバーが遅れる原因になってしまいます。
鉄分不足
貧血、というとなんだかか弱い女性のイメージですが、実はニキビを招いてしまいます。
鉄分が不足すると酸素が上手く運べなくなるので、お肌の代謝が落ちてしまい、古くなった角質が毛穴をふさいでニキビを作ってしまうんです。
また、代謝が落ちるということは、太りやすくなったり、浮腫みやすくなったり、便秘を招いてしまうので、ダイエットや美容にもよくありません。
女性は毎月の月経で鉄分が不足しやすいので、特に注意が必要です。私キャリーの個人的な感覚としては、鉄分が不足するとフェイスラインにニキビができます…しかも中にこもったような、痛くて治りが悪いニキビです。
以上が、大人ニキビの原因になります。
大人ニキビで悩む方、どれか1つは当てはまるものがありましたでしょうか。
次は、大人ニキビの治し方をご紹介していきたいと思います。
心当たりがある方は、ぜひ読んでみてくださいね。